【新唐人2015年1月14日】中共に批判的な香港の新聞「アップルデイリー」の黎智英(ジミー・ライ)前会長の自宅とアップルデイリーの本社に、12日未明、火炎瓶が投げ込まれました。幸い、負傷者は出ていません。香港のベテランメディア関係者は、中共とマフィアの仕業である可能性が高いと見ています。
香港のネクストメディアの創設者である黎智英(ジミー・ライ)氏の自宅に、12日未明、何者かが火炎瓶を投げました。幸い、火はすぐ消し止められました。警察は朝方、付近の監視カメラの映像を調べました。黎氏の自宅を訪れたアップルデイリーの葉一堅社長は、暴力行為を非難しました。
アップルデイリー 葉一堅社長
「(暴力のエスカレートは)恐ろしいです。暴力行為は当然譴責します」
葉氏は2時間後に現場から離れましたが、黎氏は姿を現しませんでした。
記者
「黎(ライ)氏とは何か話しましたか」
アップルデイリー 葉一堅社長
「特別なことは何も話していません。皆気をつけるようにと」
記者
「黎氏は心配していると?」
アップルデイリー 葉一堅社長
「警備を強化します」
記者
「一連の事件について職員には?」
アップルデイリー 葉一堅社長
「職員は誰も怖がっていません。怖くても立ち向かいます」
香港のベテランジャーナリスト、程翔(ていしょう)さんは、事件は中共およびマフィアと関係があると疑います。
ジャーナリスト 程翔さん
「明らかにマフィアがやったことです。香港でマフィアを使うのが中共の政策になっているのでは?考えるべきです。もしそうであるならば 断固として反対すべきです。これは危険な趨勢です」
香港記者協会の主席は、今回の火炎瓶事件は法治への挑戦であり、香港の言論と報道の自由への挑戦でもあると指摘しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/01/12/a1168430.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/李)